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2008年10月 9日 (木)

写ルンですっ

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侍> ぷーたろー氏、ぷーたろー氏!




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ぷ> なんですかー


侍> ちょっと、写真のモデルになってくださいよー。


ぷ> いっつもなってるやんか。


侍> ま、それはそーですけどね。今日はトクベツですよ。

  ”じじ”が昭和39年に手に入れたカメラレンズで撮りまーす。


ぷ> ふーん。


侍> 驚かないんですかー。いまのデジカメにつくんですよ、44年前のレンズがっ!!




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ぷ> だって、わからんもん。それがどうスゴいのか。


侍> ・・・・・そうかもしれませんけど・・・・。




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侍> じっとしててくださいよっ。露出もピントもマニュアルっつーか、

   カンなんですからねっ。


ぷ> 篤姫の時代じゃないねんから、

   写真とるとき「じっとしてて」はないとおもうけど・・・・。




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「じーーーーーっ」



ぷ> それに、そもそもぼくよりじっとしてるモデルなんか、そうおらんで。


侍> うーむ、たしかに・・・。




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ぷ> そんで、ちゃんと撮れてんの?

侍> おー、なかなかオトコマエにとれてまっせー。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


一番上の写真以外のぷーたろー氏は、NIKON D40というデジカメに、

”じじ”が昭和39年9月に 競馬で当たったお金で購入したというカメラ

「Nikon F」に装着されていた 

[NIKKOR-S Auto 1:1.4 f=50mm]

というレンズを着けて撮りました。

(”じじ”には何かを購入すると、

解説書などに購入年月日をメモするという癖があったんです。)

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ピントも露出もマニュアルでの操作ですが、

今現在のデジカメで こうしてちゃんと写るルンですよー。

(しかも、とてもやわかい絵になります。この他にも数本のレンズが残されていますが、
全て装着することができます。それぞれの玉(レンズ)にはそれぞれの特徴がありますよ。
にこん、ぐっじょぶっ)



”じじ”はデジカメを手に入れるまでずーっとこのカメラを使っていましたから、

今手元のアルバムに残されたじじの写した写真のほとんどが、

このレンズを通して撮られたものだとおもいます。



”ばば”が今とは別人のような ”キャシャでカレンなワカオクサマ”だったころや、

侍従2号や1号が生まれたてで、まだ目も開かなくてサルみたいなカオで寝てたのを、

このレンズはみてたんですよ。



1009_2_3





侍> ね、ぷーたろー氏、そう考えたら、すごいやろ?

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ぷ> ぐ〜〜〜〜〜



侍> もーちょっとカンドーしてほしいなぁ・・・・。

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コメント

こんばんはぁ じゅんこです
これはすごいじゃありませんか。
残っていたうえに今もって使えるんですね。

競馬でというのがもっといいなぁ。
39年でこれだけのレンズ・・・
かなり高価なものだったんですよねぇ。
じじさますごーい。

ぷーさまを撮る楽しみが増えましたね。

じゅんこ動くな~って2匹に叫んでしまいましたけど・・・

侍従2号さんの写真 ホントだいすきですっ!
(ど素人がエラそうになんですがsweat01

なるほど いつもやさしく、やわらかいヒカリに溢れてて
心うたれます^^

カメラのことは分りませんが、ご隠居の写真にはとってもとっても癒されます。
お世話してくれる侍従2号さんにたいして、常に上からの目線、物言いも楽しくて
ワンズもお歳を重ねると、哲学者になるのでなぁとひとりで感心しております。

私の夢はただひとつ、写したいものに向けただけで、ピントもブレもなし、
あるがままの映像が撮れるカメラ、出来ないかな~・・・機械音痴の私にも
上手く写せるような。

侍従2号さんちの歴史をのぞき 残してきたこのレンズが
今のぷーたろーくんをも 残して行くのですね。
そして これからも 侍従2号さんの手で みんなのその時を残して行くんですね。
これは 侍従さんならではの 思いが伝わるお話でした。
我家も ワタシの祖父が写真屋でしたので 古いカメラとか ありましたよ。
でも 興味のない 残された者達が すっかり処分してしまい 
今では 残念に思ってます。
カメラの事はわからないのですが わかる人が見たら ヨダレ物かもしれませんね。

じゅんこさん こんばんは。

すごいですよね、今も現役で使えましたよ。
デジカメじゃない普通のカメラには
操作はマニュアルになるけど着くのは知ってたんですけど
デジカメでも使えるんですよ。

昭和39年にじじは競馬でかなり当てたらしいです
それでカメラやらレンズやらを揃えたようです。

昔の道具はきれいです。
そのころの日本できっと丁寧につくられていたんだとおもいます。
デジカメが壊れても、きっとこのレンズはもちますよ。

あ、じゅんこさんも、デジカメでびゅーされたんですね!
新しいやつは、たぶん、動いててもだいじょうぶですよー。


すすり餅さん、こんばんは。

お褒めいただき、ありがとうございます。

しかし、
「被写体がいいんですっ」
と、横でぷーたろー氏が行き倒れながら主張しております。

まったくもって、そのとおりです。
第一に、ほとんど動かない、
第二に、まったく動かない(ときもある。)
第三は、じじーのくせに、うるうる目線。

すすり餅さんにホメられたよー、と伝えれば
きっと、いっそうズにノルとおもわれます。

メイさん

こんばんは。
歳を重ねるにつれ、普段一緒にいるぷーたろー家の侍従たちも
どんどんぷーたろー氏に酷使され、いや、癒されております。

いやもー、いびきをかこうが、おならをひろうが、
そこに居るだけでオーケーです。
写真ですこしでもその感じがお伝えできているなら
うれしいです。

最近のデジカメは、シャッター押すだけで、ほんとうまく写るんですよ。
うちのばばでさえ、ぱしゃぱしゃやりだしましたよ。
それが「なんでー?!」というくらいにキレイにとれてるんですよ。
腕じゃないんですね。残念ですが。。。

アバウトさん、こんばんは。

このレンズは、じじとばばがちょうど結婚したころに
手に入れたことになるんですよ。

そう考えると、こみ上げてくるものがあります。
レンズだけでなく、
カメラ本体もまだまだ現役で使えるのですが、
わたしには使いこなせません。

アバウトさんのおじいさまは写真屋さんだったのですか。
きっと、たくさんの思い出の写真が残っているんでしょうね。

じじの遺したカメラやレンズは
いわゆる「お宝もん」ではないのですが、
日本ががんばっていた時代に作り上げた
きれいな道具です。
侍従2号のもっているデジカメの寿命はそう長くないでしょうが
これらはずっと現役で 時代に残っていくと思います。

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